カバの話
カバの印鑑 - 両顎犬歯・切歯。最も発達しているのは下顎犬歯。
カバの頭部は大型。顔の側面に鼻・眼・耳介が一直線に並んで位置する[これにより水中から周囲の様子をうかがいながら呼吸することができる。鼻孔は内側の筋肉が発達して自由に開閉することができ、水中での浸水を防ぐことができる。顎の筋肉が非常に発達しており、関節の構造と相まって、口を150度まで開くことができる。この巨大な口には、長く先のとがった門歯と犬歯が生えている。下顎の犬歯は50センチメートルに達することもあり、下顎2本の重量はオス2.1キログラム、メス1.1キログラムに達することもある。下顎の犬歯は自らの口腔を貫く場合さえある。闘争時にはこの犬歯が強力な武器となる。第3・4指の間が膜で繋がり水かき状になる。尾は、尾骨の骨盤に接する部分が長いため、外部から見える部分は短い。在庫のみの貴重品です。